科学の甲子園 雑感想

 第13回科学の甲子園は3月15日から行われた参加した感想を駄文ながら書き綴った。

 

 1.県予選

 奈良県予選には8校しか参加しておらず、教育委員会の広くも狭くもない施設に朝から軟禁されてました。

 奈良県は筆記(30点×6分野)と実技(180点満点×2)の総合540点の形式で、弊校は8割程の点数で県予選を突破しました。実技1での幸運や、本番が2回しかない実技2での崖っぷちからの成功が無ければ3位まで順位が落ちていたと思います。危ない。

 

 2.Day1

 朝京都駅から新幹線へ。同じ新幹線には洛南(京都)、高槻(大阪)、神大附属(兵庫)もいたらしい。車内で筆記の練習をしていたら割と不味そうなのが発覚、焦る。怪しい部分はTX乗車中に頑張って潰した。筑波に着いたらつくば国際会議場へ直行。自分は直前に行くはずだった地学オリンピック本選を欠席した(唯一らしい)ので、割とテンションが上がっていた。

 

あっぴん。

 会場についてブルゾンを着ると、同校高2の3人とコンビニへ。他校の人々が「おお~東大寺だ」みたいなことを言っていて、知名度あるんだと思ったりした。

 手早く買い物を済ませて開会式へ。後ろが洛南・右前が土佐(高知)と、割と知り合いが多い学校だったので結構直前まで雑談してた。アッピンを初めて生で観た。デカい。運営の人に移動を手助けされてた。あとPV凝ってた。

 開会式が終わると同時に筆記試験会場に移動。もっと各校場所が分かれてるのかと思ったら全然そんなことなかった。自分は地学担当だったので、今年は天文と固地or海洋かなと思ったら案の定天文と海洋だった。でも海洋は物理だったから数学要素は全部高2に丸投げした。天文は代入値を取り違えたせいで満点逃した。挙句の果てにこのせいで筆記表彰逃した。つらい。過去問よりずっと疲れた。夕食中もミスのことを考えてた。

 東横INNだったのでバスでホテルまで行った。部屋に入った直後にスマホの通知が増えていることに気づき何事かと思ったらJAO*1の結果が出たらしい。散々の結果だったから金賞メールを見て、は?、と。考えても無駄っぽかったので次の日の試験が終わるまでは考えないことにした。この日はAM1:00まで起きていた。

 3.Day2

 この日3つの実技試験があったが、自分は実技①のみの出場だった。5大会ぶりの地学実技だから色々出すだろ!って思ったら地質onlyで詰みを確信。案の定全然点が取れず苦い思いをした。鑑定の点が取れなかったのが痛かった。

 昼休憩の時に色々な人と喋った。JAOで金賞だったらじあん君や悲惨さんに会いに行った。特に悲惨さんはツイ廃っぽい感じだった、まともではない。前日会話したnmoonや他の京都勢、他にもSigmaArfさんやSORAさんと会話した。メンバーが強い。

 以降観戦。

 実技②は化学で4人ということで何が来るか気になっていたが、蓋を開けてみるとイオンの特定だった。面白そう。白衣見るからに薄そうだった。同校の某は濃い水色の服が透けて見えていたし、半パンだったから膝より下の生足が露出してた。危ない。最初に置かれていたイオン溶液、インスタ映えしそうだった。

 事前公開競技:実技③は全校一斉何をやっているかが観客席からよく見えた。機体の形が各校バラバラだったのは意外だった。諏訪清陵の試射が、観客席にギリギリ入らないように打ち上がっていたので結構湧いてた。

 本番、栄光学園(神奈川)、久留米附設(福岡)、東葛飾(千葉)といった有名校と同じ組だったので結果が楽しみだった。2回目の後に弊校はお通夜モードだったので正直落ちた?と思っていた。結果は予選通過で、無駄な心配をしてしまった。

 あとインスタ映えしそうな競技だった(2回目)。

 

 疲れ切ってホテルに戻ると、後はとことん遊ぶだけ。AM2:30とかまで起きてた、もう少し起きたかった。

 

 4.Day3

 朝からエクスカーションだった。場所はJAXA筑波宇宙センター。JAXAの相模原キャンパスは数回行ったことがあるが、筑波の方は初めてだったのでとても楽しかった。残念ながら宇宙兄弟は読んだことが無かったのでそっち系の話はよくわからなかった。

筑波宇宙センター

 

宇宙が遠い~~~!!!

 ↑オタク地学徒なら皆知ってるシーンの再現もしてきた。確かに低かったし機体に触れた、、、悲しい*2。どうやら自分はこれで筑波・石垣の恋アス2大聖地を訪れたことになったらしい。いいね。

 

『HTV』『かぐや』

 スペースドームでは「推し」宇宙機宇宙ステーション補給機『H-II Transfer Vehicle(こうのとり)』と月探査衛星『かぐや』を見た。感動した。日曜日ということもあって子供連れがいたりして賑やかだった。買い物は長引いたけど、、、。

 その後閉会式があった。普通に11位以下だと思っていたので、7位と聞いたときに正直安心してしまった、良くない。あと栄光は強かった、どの学校が来年倒すのかが楽しみでもある。

 

 ブース展示は一回りしたらずっと他校の人と雑談していた。盛岡の人と話した時に東北勢の科オリ事情なども聞いて、色々考えさせられることもあった。

 

 フェアウェルパーティーでは、最初は知人としか話していなかったけれども、膳所と県立広島の高1と長話をした。神大附属の小学校同期と再会できたのも中々嬉しかった。フェアウェルパーティーで本当に色々な人と話すことが出来たし、時間も忘れてしまうほど、とても貴重で有難い機会を設けてもらった。

 

 4.(Day4)

 この日、科甲の予定は「解散」のみ。東京観光した。皆で東大に行った。自分が東大に行くのは2回目だったが、鉄門講堂や附属病院を観に行って、圧倒された。同時に受験勉強を思い出してしまい苦笑してしまった。秋葉原にも行った。サブカルと電気街は健在で、色々買い物してしまった。

東京大学医学部附属病院

 5.終わりに

 競技科学に身を投じてから夢の1つであった科学の甲子園全国大会に参加できてとても嬉しいのは勿論、その中で様々な交流や経験が出来たのは本当に色々な人のおかげなので、感謝している。来年も県予選を運良く突破できれば良いなと思っている。県予選が正直一番厳しいと思うので、頑張りたい。あと是非後輩にも興味を持ってもらい、参加したいとの声が上がることを待っている。

 皆さん、ありがとうございました。

 

 おわりだよー

*1:日本天文学オリンピック、天オリ

*2:詳しくは『恋する小惑星』という漫画を読もう。

JAO本選結果

JAOの結果が返ってきた。

よくわからないが金賞だったらしい。

実技大問2が殆ど点を落としていたり、衝撃波の問題を最後まで解けてないなど散々な内容だったから意外だし納得できない。

最優秀や優秀の人間はどんな難易度でも十分に解き切れないといけない、と思ってしまう。

簡単な問題を落として難しい問題を取っている人が強いと思う。

だから他の候補の人の方が強い。

 

でも、まだまだこれから。

どれだけ周りに追い付けるか。

 

 

 

 

おわりだよー